【ネットショッピング】レビューは見る価値があるのか?おすすめの活用方法も紹介!
Amazonや楽天といった通販サイトのレビューってありますよね。これ、皆さんはどのくらい活用してますか?習慣的にレビューを見る癖がついている人もいると思います。レビューは見なくても評価件数や、5つ星評価の星の数を参考にして商品を購入する人もいるのではないでしょうか。
自分はかなりレビューを見ている方なのですが、これまでの経験から、レビューをどのように活用すればよいか、レビューの良い点、悪い点についてお話していこうと思います。
目次
良い点
①買おうとしているものは本当に必要なものか吟味する時間が取れる
②事故を防げる
③買うときの後押しになる
<①買おうとしているものは本当に必要なものか吟味する時間が取れる>
レビューを見ることで衝動買いを防ぐことができます。防ぐ、って聞くと衝動買いは悪なのかって話になりますが、明確な根拠なく、直感を頼りに買い物するのはギャンブルに近いものを感じます。
衝動買いをするときには、何かしら強く惹かれる要素があるわけですよね。これ、裏を返せば買ったものを使っていく中でその一点に飽きたら終わりなんですよね。結果的に衝動買いをして良かったと思う場合もあるかもしれませんが、大抵の場合、他の類似品と十分な比較ができていないため、後悔することのほうが多いような気がします。
商品へのときめきを頼りに、思い切って買い物をするのもたまにはいいですが、日常的に衝動買いを繰り返していると、買って後悔した時の精神的な負担や、金銭的負担が増えるのではないかと思ってしまいます。この、衝動買いを防げるという点でレビューを見る意義はあるのかなと思います。
<②事故を防げる>
レビューというのは、基本的に、先に買って商品を体験している人の意見ですよね。(後述するように、例外はありますが)これを別のことに例えると、大人が子供に自分のかつての経験を話すようなものだと思うんですよ。これも、基本的には聞いておいたほうがいいことのほうが多いですよね。
レビューを見て、買って失敗したという人が多ければ、皆さんはおそらくその商品を買わないと思います。その商品を買って本当に不具合が起きるかは分かりませんが、少なくとも同じ轍を踏むことはなくなります。
<③買うときの後押しになる>
買おうか迷っている商品があるとして、肯定的なレビューを見たことがきっかけで商品を購入したという経験がある人もいるのではないでしょうか。結果論ではありますが、レビューのおかげで良い買い物ができたことになりますよね。
悪い点
①時間を浪費する
②体験の機会の損失
③レビューの信憑性への疑問
<①時間を浪費する>
私は何かネットで商品を買う場合、ほぼ毎回レビューを見てから買うのですが、レビューを見るのって面白いんですよね。この価値観がどれだけ共感してもらえるか分かりませんが、共通の趣味について友達から話を聞いている感覚なんですよね。気になっている物についての意見を他の人の視点で聞けるってのはほんとに有益だと思います。
しかし、これは裏を返せば見始めたらキリがないという問題点にも繋がります。Amazonをみていると、関連商品を紹介されることがあると思うんですけど、この辺のシステムはユーザーの興味を引くために本当に上手に作ってあるなぁと思います。スマホ疲れなんて言葉がありますけど、ちょっと買い物するだけのつもりだったのに、気づいたら、時間を使いすぎていた、なんてことになりかねません。
<②体験の機会の損失>
レビューを見て買い物をすることは多いですが、私の場合、レビューを見たことをきっかけに買ったものよりも、見たことで買わなかった商品のほうが圧倒的に多いんですよね。そのせいで買おうと思っていたジャンルの商品を結局いつになっても買わないままってこともあります。不便な状況を改善するために買い物をしようとしていたとしたら、何も買わないせいで不便な状態が続いてしまうわけです。
また、ネガティブな意見を見たことの影響って思っている以上に強いんですよね。日常生活の中で称賛されたことよりも悪口を言われたことのほうが記憶に残っているという経験がある人も少なくないのではないでしょうか。
ネガティブ意見があったとしてもあくまでその商品への一つの意見、個人の感想であるはずなのに、悪いレビューを見たせいでその商品のイメージ自体も悪くなってしまいます。
とはいえ、レビューを見ることで一歩立ち止まって考える機会ができるので、前述の衝動買いを防げるという利点は大きいと思います。
<③レビューの信憑性への疑問>
レビューという言葉を聞いていいイメージばかりを持つ人はそう多くないと思います。サクラレビューや企業内部からのレビューみたいなマイナスなイメージを持っている人もいるでしょう。これらのレビューは日本語が不自然な場合や抽象的な内容で全肯定している場合などが散見されるので、見分けることはできなくないですが、レビューの数からくる安心感へ貢献している点や、見かけ上の高評価の数など厄介な側面は多いです。
また、商品ではなく発送の不備のような本質から逸れた内容のレビューもあります。これも一つのネガティブレビューなので、購入意欲をそがれる可能性はあります。
そしてレビューというものは主観であることを考慮するべきです。購入してから何か月という事実や、使用頻度、使用環境のような具体的な要素を記載してくれている人もいるのですが、大半の人は主観的な意見のみ書いています。
もちろん、レビューというものは意見を書く場なので、それ自体は何も問題がないですが、これを念頭に置いた上で見ることは非常に重要です。なぜなら、レビュアーの企業に対する個人的な好みがレビューにバイアスをかけてしまう場合があるからです。
例えばですけど、レビュアーが、ある企業の商品は不具合が多いイメージがあるなーと思っていたら、商品の悪い面ばかりがみえてしまい良い部分があっても気づけない、なんてこともありそうですよね。
レビュアーの人たちがどのような状況でレビューをしたか、その背景までを知ることはできませんが、受け取る側の私たちがレビューは主観的なものであるという、当たり前の前提を再度認識して、活用していく姿勢が大切だと思います。
まとめ
ここまで長々と書いてきましたが、結局、レビューとの一番良い向き合い方は、ありきたりな結論ではありますが、場合によって使い分けることなのかなと思ってます。買ってから、この先長く使っていこうと思っているものに対しては、レビューの悪いところを踏まえた上で時間をかけて見ていく、他方、日用品、消耗品、安いものなどは、レビューを見ずに目に留まったものをサッと買う、のように使い分けるのがベストな気がします。
これって、外出してお店で買い物するときも本質的には同じですよね。時間をかけて、じっくりと悩んで買い物するときは、実際に持っている友人とかから話を聞いたり、店員さんに意見を聞いたりすると思います。実際の店舗かネットかで空間が違うだけで、ここでも場合によって行動を変えることが結局、一番良さそうですね。
また、レビューに期待しすぎないっていうマインドも大事だと思います。今回記事を書いていて、私はレビューをかなり重要視している節があるなと自分で思いました。ネットで買い物する人の中にはレビューなんてほとんど見ない人もいるでしょうし、見るにしても話半分くらいに軽く流し見ている人もいるはずです。そういう人たちのように気楽な気持ちでショッピングを楽しむ姿勢が大切かもしれませんね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。皆さんに考えるきっかけを提供できれば幸いです。
それでは。