ライフハック工房

皆さんに考えるきっかけを提供します。

人は簡単には変われない

皆さんは、「変わりたい」と思ったことはあるでしょうか。現状維持ではなく、今よりもっと成長したいと思う人もいるでしょう。実際、変わるというテーマについて自己啓発系の本は数多く出版されています。そして、それらの書籍では前向きな意見が書いてあることでしょう。

しかし、「明日から変わる」「次こそは、、、」という決意をしても普通は変わることはできません。

今までの経験を思い出してみてほしいのですが、外出の際に忘れ物に気をつけよう!と思った途端に忘れ物がなくなった人はいるでしょうか。おそらくいないと思います。早起きもいい例です。明日から早く起きようといくら思っていても実際に実行できる人は少ないはずです。

人が変わるにはそれ相応のきっかけと、そのモチベーションを維持したまま継続する習慣が必要です。

今回の記事では、「変わる」というテーマについて、できる限り具体的に深堀りしていきます。

目次

 

きっかけ

ここでいうきっかけとは、大きな失敗や人に否定されるような出来事を指します。主にマイナスな出来事ですね。ここで大事なのは、その経験をしたときに感じたこと、情景を忘れないことです。どれだけ衝撃的な経験をしても、時間が経つにつれ、忘れていってしまいます。そこまで強い思いでなければ、一晩寝て翌朝起きたら忘れているかもしれません。

ですので、悔しい気持ちになる経験をしたら、そのときの感情を紙に記録しておくことをおすすめします。誰かに見せるわけでもないので、思いっきり感情を書き殴って下さい。書いたものを定期的に見返すことで、当時の気持ちを思い出すことができ、モチベーションの維持に繋がります。

また、自分の理想とする状態をスローガンのような感じで言語化しておくのもよいでしょう。これをすることで、ゴール、指標が明確になります。

継続する習慣

きっかけがあったとしても思っているだけでは、同じ失敗を繰り返すだけです。成長するためには、具体的に何をやるかを決めて、継続的にやることが必要不可欠です。

例を挙げます。休日に友人と遊ぶ約束をしていたのに昼まで寝てしまい、遊びに行けなかったことを後悔しているとします。きっかけを紙に書くとしたら、友達への申し訳無さや自分を攻める気持ちを書くことになるでしょう。

ここで、改善するための具体的な行動を考えてみます。上記の事例であれば、一例ですが、目標の起床時間を決めて、達成を○✕で評価するというのが思いつきそうです。

具体的な行動に移すことで、成長を実感できますし、実際に改善に向かっていくはずです。

もちろん、特定の行動を習慣化するためには、習慣化の知識やノウハウが最低限必要だと思います。紙に書いたきっかけを見返すことで、多少はモチベーションの維持が可能だと思いますが、やはり毎日行動をすることで、自分で成長を実感しないと、まあいいかと思ってそのままいつも通りの生活に戻ってしまうのではないでしょうか。このため、習慣化についてある程度学ぶことをおすすめします。

まとめ

衝撃的なきっかけと、改善するための行動の2つが伴って初めて、人は変われる。これが私の主張ですが、私自身、変わったと自信を持って言えるほど知識や経験はありません。また、どの程度何をしたら、人は変われるのかという明確な基準が存在するわけではないですし、そもそも、「変わる」という表現がかなり曖昧なものです。

皆さんは今回の記事を読んでどう思いましたか?

この記事が皆さんの考えるきっかけになれば幸いです。それでは。