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【危険】元中毒者が語る、ゲームを趣味にするべきではない理由

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一昔前であれば、ゲームをやっている人に対するイメージは、オタクっぽい、とか、根暗そう…というマイナスなものが多かったようです。

 

しかし、インターネットが普及し、スマホを持っているのが当たり前である昨今では、ゲームは大衆ウケする文化となりました。

 

ここで、改めて考えたいのですが、普段何気なくやっているゲーム(主にスマホゲーム)って本当にやる必要があるのでしょうか?

 

ゲームが趣味、という方は子供だけでなく、幅広い世代でいらっしゃると思いますが、メリット、デメリットを十分に把握したうえで楽しむべきだと思います。

 

私も、2~3年ほど前ですが、中学生のときにゲームは生きがいだ!と思ってのめり込んでいた時期がありました。当時は楽しかったですが、今思えば、後悔している部分もあります。

 

今回の記事では元ゲーム中毒者の私がゲームを趣味にするべきでない理由を解説していきます。

 

目次

 

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<もちろんゲームにも良いところはある>

さて、ゲームに対して否定的なイメージを持つ方もいるかと思いますが、ゲームにも良い面はもちろんあります。

まず、人気のゲームであれば、やっている人の母数が多いので、会話をするときの話題にしやすい、というメリットが挙げられます。

部活のように、同じものに熱中している人とは話が合うだけでなく、考え方や価値観というのも似ていることが多いと思います。

TwitterなどのSNSを使えば、誰とでも関わりを持てる現代だからこそ、ゲームがここまで普及しているのかもしれません。ゲームによるつながりはリアルの世界とはまた違う満足感や充足感があります。

 

ゲームは最近eスポーツ化の流れがあるように、スポーツと同様に、やることに成長を伴います。(後述するジャンルによる)

 

また、始めるときのハードルが低いのも趣味とするなら、良い点ですね。かつては、ゲームソフトや本体がなければできないということが多かったですが、スマホゲームであれば、多くのゲームは最初にインストールするときは無料ですからね。

 

そして、暇つぶしになる、というのもゲームが普及している一つの要因でしょう。学校や仕事などで、日中は忙しくても、行き帰りの電車やバスなどのちょっとした時間に、スマホさえあれば気軽にできます。

 

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<ゲームを趣味にすると困ること>

ここまで、ゲームの良いところを話してきましたが、ゲームの悪いところも認識する必要があります。

1.ゲームで頭が悪くなる?

たまに、ゲームにあまり関心がない人や、ご年配の方から、ゲームをするとバカになる!ということを言われることがありますが、これについては、私は、「ジャンル、やり方による」と思います。

ジャンルといってもほとんどのジャンルで、やっていてバカになるということはないと思います。脳トレみたいなゲームもありますしね。

ゲームをずっとやっていることによって、眼精疲労のような健康面への問題や、外出しない日が続くことによる精神的な問題につながることはあるかもしれませんが、いずれも「バカになる」こととは別の問題であると思います。

では、なぜ「バカになる!」と言われるのでしょうか。それは、自分で考えない、思考停止の時間が1日を通して長いと考える習慣や、思考力が衰えていく、ということではないかと推測します。

 

「普通に生活していたら、そんなことにはならない!」と思われる方もいるかもしれませんが、会社員の方を例に挙げると、

朝起きて、会社に行く。疲れて帰ってきて、だらだらテレビを見て、寝る。今日も疲れたなぁー。

みたいな生活を繰り返していたら、ゲームをしていなくても次第に自分で考える力、というのは衰えていくと思います。

 

大切なのは、常に、なぜ?どうして?を考えていく姿勢です。身の回りに対して、受け身でいれば、得られるものは少ないでしょう。能動的に楽しめるのであれば、ゲームという選択肢はありなのかもしれません。

 

私のおすすめするジャンルは、アクションゲーム、パズルゲーム、音楽ゲームです。

具体的なゲーム名を上げると、フォートナイト、テトリス太鼓の達人みたいな感じのゲームです。

これらに共通するのは、ゲームの上達(成長)です。どうやったら上手くなるかを考えたり、練習したりして、やっていくにつれ上手くなっていく。この点では、勉強やスポーツと変わりません。これは、ゲームの悪い面ではなく、良い面ですね。

 

2.課金系のゲームだとお金がかかりすぎてしまう

スマホゲームでは一般的なソシャゲだと、基本プレイは無料で、広告はないがガチャなどで課金要素がある、というシステムが多いですが、このようなゲームは注意が必要です。

 

なぜか。排出率やあたりの演出などの構造が、パチンコのようなギャンブルと非常に良く似ているからです。ガチャのレアキャラが出る確率はゲームによりますが、結構低く、一つのキャラやアイテムを手に入れるために何万というお金を使う人も少なくありません。

天井(上限)があるゲームもあるので、消費する金額で言えば、一般的なギャンブルよりも少額かもしれませんが、身近にあるもの(スマホ)を使うという点では、ギャンブル以上に依存するリスクがありますし、新しいキャラやアイテムが出るたびにお金を使っていると気づいたら破産しかけてた、、、なんてことにならないようにしなければなりません。

 

3.依存性がある

ゲームをする上で懸念すべきこととして、最も大きいことが、ゲーム依存症になることです。2の課金も依存に関わってきます。かつての私もゲーム依存症になり、終わった後は、何やってるんだろ…と思ってもやめられなかったり、常にゲームのことが頭に浮かんだりしてました。

 

依存症という点では、スマホ依存症も、もちろん現代の問題であり、私も過去に記事にしたことがありますが、今回は別のものとして、扱います。

なぜ、ゲームはほかのものに比べて、依存しやすい、と言われるのでしょうか。

 

ゲーム産業においては、新しいゲームがどんどん出てきますよね。そんな中でも人気のゲームは、やはり、面白い!と思う人が多いわけです。ゲームを制作している企業は、競争の激しい、ゲーム業界で、ユーザーに一秒でも多くゲームをプレイしてもらうために、様々なことを行なっています。例えば、先程の、ガチャ要素やプレイヤーがハマる絶妙な難易度設定などですね。

 

こう考えると、あまりゲームに興味がなかった人や、自制心がある、と思っている人でも、一度ハマるとなかなか抜け出せなくなる人がいるのも無理はないですよね。

 

ゲーム依存症になると、常にそのことを考えていないと落ち着かなくなります。些細なことでイライラしてしまったり、他の人に強い口調で話してしまったりします。

また、睡眠時間とサイクルへの悪影響も大きな問題です。

私もゲームに熱中していた頃は、文字通り、寝る間も惜しんでゲームをやっていました。そのせいで、学校の授業中に寝てしまったり、お風呂に入っているときに寝そうになってしまうこともありました。

今は睡眠についての知識が十分について、人に自慢できるくらい、健康的な生活サイクルを作っている自信がありますが、今考えても、当時はちょっとヤバかったな、と思います。

 

私がやっていたのは、ソシャゲではなく買い切り型のゲームだったので、課金等でお金をなくしてしまう、ということはなかったですが、大人の方とかで、自由に使えるお金が比較的多い状態で、やめたいのにやめられなくなると、とてもつらいと思います。

ゲームを趣味にしたい方、している方はこのことを踏まえた上でゲームを楽しんでほしいです。

 

<それでもゲームがやりたい場合>

ここまで、見てきて、それでもゲームは楽しい!やりたい!と思ったら方へ向けて、おすすめの楽しみ方を紹介します。

 

1.ゲーム以外に熱中できることをを必ず作る

私が依存症になってしまった原因の一つとして、ゲーム以外に趣味がなかったことがあると思います。

運動も勉強もあまり得意ではなかったので、ゲームが唯一の特技であり、好きなことでした。

 

依存という状態は、ゲーム依存に限った話ではなく、他の場面でも、非常に危険な精神状態だと思います。

例えば、現在の仕事の人間関係がうまくいってなかったりして、仕事を辞めたいと思っているとします。でも、今の仕事以外に収入源がなかったとしたら、会社をすぐに辞めるわけには行きませんよね。

これは、ある意味で、会社に依存している状態です。実際は上手くいかないこともあるかもしれませんが、ここで、何かの副業をしていたとしたら、転職までの繋ぎとして、しばらくは副業でやっていたことメインで生活できるかもしれませんよね。

また、他に熱中できる趣味があって、信頼できる人がいれば、人間関係でも仕事だけに依存しているということはなくなりますよね。

 

このように、ゲームをやるにしても、それをメインの趣味にするのではなく、他に大好きなことを見つければ、ゲームだけに依存してしまう可能性は少なくなると思います。

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2.大切な人に感謝する

私がゲームに依存していたときは、家庭環境もあまり良くありませんでした。私が反抗期だったのもあると思いますが、もっと今の自分の周りの人に感謝するべきだったと思っています。

 

先程の依存と同様に、何かにうまくいってないときも、自分が信頼している人、大切に思ってくれている人に感謝して、生活していく、という考え方は、非常に大事だと思います。

周りとの人間関係が良好であれば、もし、ゲームに限らず、何かに依存してしまったときには、きっと、あなたの力になってくれるはずです。

 

<まとめ>

ゲーム依存について長々と語ってきましたが、実際、「ゲームをやっていても依存する人はそんなにいない、自分はやるべきことと両立できている。」という意見もあるかと思います。

しかし、ゲームの性質上、依存しやすいということもまた事実であり、スマホ依存もそうですが、現代を生きる私たちが向き合うべき問題だと思います。

 

今回の記事を見て、今の自分について見直すきっかけにして下されば嬉しいです。

 

最後まで読んで下さりありがとうございました。