ライフハック工房

皆さんに考えるきっかけを提供します。

本の目次読み(飛ばし読み)メリットは?デメリットもある?要約アプリflierとも比較

f:id:amamituu:20201022233736j:image

読書を習慣にしたい!けどいつも積読で終わっちゃう…

 

読書で効率よく知識を吸収したい。何かいい方法はないかな?

 

と思っている方、いませんか?

 

これらの悩みは目次読みをすることによって解決できます。本記事では目次読みをすることのメリットデメリットを紹介していきます。なお、初級者目線と上級者目線で解説していきますので本記事も気になるところだけ読んでみてください。

↓目次

 

<そもそも目次読みって何?>

本は前から順番に読んでいくものだ。と思っている方もいると思いますが、目次読みはその正反対のことをします。

 

1、本を開いたら、まず最初に目次を見ます。

2、目次で気になる項目を3箇所から5箇所ピックアップします。

3、それだけ読んで終わり!

 

こんな感じです。

 

<目次読みをするメリット>

初心者視点→かかる時間が短いので、気軽に読書ができる。また、読書の習慣化につながる。

 

読書好き視点→時短になり、効率よく大事なポイントを学べる。

 

メリットに関してはこんな感じですかね。

やってみると効果が実感できると思いますのでやって見てください。ちなみに、実践する際は紙の本がおすすめです。

電子書籍だと目次に戻って、気になるページを確認するのが少し面倒です。

 

<目次読みをするデメリット>

まず、1つ目に挙げられるのが、心理的な問題なのですが、せっかく買った本なのに、全部読まないのはもったいない!ということですね。

 

よく、インフルエンサーの方達は、本は自分にとっての自己投資だから、ケチるな!と言っていますが、私の場合は、学生なのもあり、一冊1500円ほどする本を何冊も買って、ちょっと読んだら、ポイってするのは、少し気が引けます。

 

本の中で重要な箇所は、一冊の中で全体の20%しかないという話もありますし、時間的な観点で見たら、興味のあるところだけ読むというのは、合理的ではあります。

 

これは、本を読む上での価値観にも関わってくるので、難しい問題ですが、kindle unlimitedという月額980円で読み放題という圧倒的にコスパの良いサービスがありますので、それを使うことで解決できます!

 

2つ目のデメリットとして、読書という体験を楽しめないというのもあると思います。

 

読書は知識を得るためにするものだ、という前提であれば、ビジネス書や自己啓発本では楽しむというのは、少しベクトルが違うのかもしれません。

 

しかし、せっかく読むのなら、読書を通して、筆者の主張に対して、

「この部分は共感できるけれど、この考えは自分に合わないな。」

などと、自分の意見を持つことをしながら読むとより効果的な読書ができると思います。

 

その点で言えば、目次読みであれば読み飛ばしてしまうような箇所も、考えながら読むというプロセスを通して学べることはあるのではないでしょうか。

 

また、小説については、読書を楽しむなら、目次読みはできませんよね、、、

 

さらにデメリットを考えると、読了感を味わえない、というのもありますね。

 

読書が習慣化できている人は、淡々と知識を吸収できるかもしれませんが、本を読むことがあまり好きではない人は、特にこの読了感が大切になってくるのではと思います。

 

<本の要約アプリ、flierを考察>

f:id:amamituu:20201022233745j:image

ビジネス書を読んでいる方にはおなじみ?のアプリですね。

本の重要なポイントをプロの方がまとめて下さった文章で読むことができます。

 

音声再生機能もありますが、15分ほどで終わるので効率よく知識を吸収するにはもってこいですね。

 

しかも、月額2000円で読み放題と、本1冊ちょいの値段で提供されているのは、破格ですし目次読みよりも時間面、コスト面からみてもコスパが良すぎます。

 

しかし、ここでその神アプリ、flierを使う上で注意したいことがあると思ったので、解説していきます。

 

①要約力がつかない

flierを使えば、大量の要約を見ることができますが、一つの本の中から、自分にとって大事な部分を抜き出して、知識に落とし込むという作業がなくなります。

 

もちろん、この作業は時間がかかりますし、丁寧にやるととても疲れますが、

何冊もやっていくと、確実に視野が広がっていき、論理的思考力がつくと思います。

 

しかし、日頃から、Twitterやブログ、YouTubeなどで有益な情報を発信している方は、情報発信の過程でわかりやすい形に要約をしているので、わざわざ本を使って力をつけるということをする必要はないかもしれませんね。

 

②自分にとって大事なところが分からない

これは、flierに関しては、プロのライターの方が要約した文章なので、ある程度客観的に要約されていますが、本の要約をされている、Youtubeの動画やブログの記事などで顕著ですね。要約された情報に要約者のバイアスがかかっているとことについての問題です。

 

要約した人が重要だと思ったことも、自分にとっては必要のない話だったり、実際にその本を読んでみると、違った印象を受けたりすることがあると思います。

 

また、要約された文章を見た人の状況によっても印象が変わってきます。

 

例えば、自己投資をしましょうと一口に書いてあっても、家族を養うサラリーマンであれば、子供と触れ合う時間を優先したいと考えるかもしれませんし、私のように学校の勉強もある学生であれば、勉強が先だ、となるかもしれません。

 

要するに、要約された文章は、確かに本の中から重要な箇所を取り上げてはいるが、それを自分の現在の状況に置き換えて吸収する必要がある、ということです。

 

<まとめ>

結局、目次読みには良いところと悪いところの2つの側面があるということが分かりましたね。

大切なのは、2つの側面を理解した上で目次読みを活用していくべきということです。

 

随分ありきたりな結論になってしまいましたが、この、いい面と悪い面を把握→その上で活用というプロセスは他のことにも応用できると思います。

 

この記事が少しでも参考になったら幸いです。